CD、DVDディスクに! ~UVコーティング剤

CDなど光ディスクの表面保護に、DICの「UVコーティング剤」が使われています。

CDを聴く前にじっくり見てみよう

CD、DVD、ブルーレイディスク

CDやDVD、ブルーレイディスクなどの光ディスクは、大量の情報が記録できて、しかも長期間保存することができます。でもそれは、光ディスクの表面がしっかり保護されていればこそ。ここにDICの技術が不可欠なんです。光ディスクの表面を保護するコーティング剤はDICならではです。

光ディスクにとって、わずかなキズ、汚れ、ホコリも読み取りエラーの原因になります。キズや汚れがディスク表面に付くのを防ぐために、光ディスクはハードコートなどのコーティングを施しています。

キズがつかないようにするには、表面を硬くする必要があります。さらに滑らかで摩擦が低ければ、表面に付いてしまったホコリや指紋などの油汚れを簡単に拭き取ることができます。光ディスクの安定した記録と長期保存には、コーティングの強い硬度と高い平滑性が求められます。

瞬時に硬化し変形しにくい

DICのコーティング剤は、紫外線を照射することにより秒単位で液体から硬化する紫外線(UV)硬化型樹脂を使用しています。硬化の感度が良く、わずかなUV照射で硬くなるので、作業時間が短く済むため、大量生産に向いています。

樹脂を硬くすればするほど表面に傷が付きにくくなりますが、硬化しすぎると体積が収縮するので、ディスクに反りが生じる可能性があります。ディスクが反るとドライブへの挿入がスムーズにできなくなり、再生不良の原因になります。そこでDICは、硬度が高いけれども、体積収縮率が低いUV硬化型樹脂を開発しました。

ニーズに応えてさらに先へ

また、保護膜上にラベル(レーベル)をカラー印刷することを考慮すると、透明性のニーズにも応えなければなりません。しかし透明性の高い保護コート剤は、蛍光灯などの室内灯の影響により黄色みを帯びやすいという問題があります。DICのUV硬化型樹脂は、透明性と耐黄変性も強化。さらに、高温多湿による記録層の変質を抑える独自の変質防止処理によって耐久性に優れています。

DICのUV硬化型樹脂は、光ディスクの表面保護だけでなく、DVDの貼り合わせ用の接着剤としても使われています。今後はブルーレイディスクへの応用もさらに広がります。電子情報材料の分野におけるリーディング・ポジションを確立していきます。

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