2020年1月6日

2020年 年頭社長挨拶(要旨)

 DIC株式会社社長執行役員 猪野薫の年頭挨拶(要旨)を以下の通りお知らせします。

 昨年は、マクロ経済の影響を受けにくい事業体質に転換するため“Value Transformation”と、社会の課題・変革に対応した新事業の創出を目指す“New Pillar Creation”を基本戦略に据えた中期経営計画「DIC111」をスタートしました。部門再編により、印刷インキ事業をパッケージ用途にウェイトシフトしグローバル展開を加速、顔料事業は収益性や成長性の高い市場への拡大を加速しました。しかしながら、米中貿易摩擦に端を発した自動車業界の世界的低迷ならびに電気・電子業界の不振に翻弄された一年になりました。一昨年苦しんだ価格ギャップはほぼ解消されたものの、出版インキ市場の想定を上回る需要縮小と高い成長を見込んでいた液晶材料やPPSコンパウンドなどの市況悪化による低迷から、前年比減益の厳しい見通しです。また、8月には埼玉工場で火災が発生し、近隣住民の方をはじめ多くの関係者に多大なご迷惑をお掛けしました。

 2020年は、米中貿易摩擦やブレグジットといった世界経済の状況は改善の兆しが出ているものの本格的な市況回復は不透明です。そのような状況の中、当社は更なる事業の成長を目指し、昨年8月に合意した独BASF社のグローバル顔料事業の買収作業を20年末のクロージングに向けて着実に進めます。加えて、気候変動や海洋プラスチック問題など深刻化する世界的な環境問題を解決するため、資源循環型の機能材料の創出を早期に目指すとともに、低環境負荷型の循環社会の実現に貢献していきます。また、収益の改善に向け更なる事業の合理化など様々な取り組みも加速します。

 当社は、メーカーの基本原則である「安全第一」を忘れずに、社員一人ひとりが社会的価値と経済的価値の向上がシンクロする事業領域を意識し、DIC111の基本戦略である“Value Transformation(質的転換による事業体質強化)”と“New Pillar Creation(社会の課題・変革に対応した新事業創出)”をDICグループ一丸となって進めていきましょう。

以上

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