2014年10月3日

防曇性を有するポリプロピレン容器向けイージーピールフィルムを開発

惣菜の賞味期限延長に寄与

  DIC株式会社(本社:東京都千代田区、社長執行役員:中西義之)は、スーパーやコンビニエンスストアなどの惣菜包装向けに、密封性と防曇性を兼ね備え、容易に開封できるポリプロピレン製容器対応の食品包装用共押出多層フィルム(※1)「DIFAREN(ディファレン)」シリーズの新製品「防曇イージーピールフィルム」を開発しました。

  同製品は、包装容器として最も汎用的に使用されているポリプロピレン製容器用に開発したシーラントフィルム(※2)です。DIC独自の配合技術と加工技術によって高いレベルでの防曇性を実現しました。予めシーラントフィルム自体に防曇性を持たせることで、従来の蓋材で施されていた防曇剤の塗工工程を省略することが可能となります。また、塗りムラなどが発生しないため、ヒートシールの確実性と防曇性を安定させることにもつながります。

  現在の流通業界においては、惣菜は容器をラップフィルムや成形シートの嵌合蓋で覆う形態が主流ですが、食品の廃棄量削減に向け賞味期限をより長くするために、高い密封性を有するシーラントフィルムで熱封かんし、容器内を窒素ガスなどで置換するなど様々な取り組みを行っています。また、惣菜から発生する水分による蓋材の曇りを防止することで内容物をクリアに見せるため防曇性の付与が必要となっています。

  当社は、同製品を使用したパッケージが食品の廃棄量削減に貢献できると期待しています。また、国内はもとより、当パッケージが主流となりうるアジア地区にも注目し、グローバルへ展開し、2016年度に売上高1億5千万円を目指します。

  同製品は10月7日から10日まで東京ビッグサイトで開催される2014東京国際包装展(東京パック2014)において、DICブースで展示します。ぜひ、お立ち寄りください。


(※1)共押出多層フィルム:機能の異なる複数種の合成樹脂を溶融した状態で押出機から同時に押し出すことにより積層し、フィルム化したものを指す。この方法により、フィルムに透明性、密封性、剛性といったさまざまな機能を付与することができる。
(※2)シーラントフィルム:ラミネートフィルムのヒートシール層(内面)に使用し、加熱溶着する貼合用のフィルムのこと。

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