2014年9月9日

高色再現を実現するカラーフィルタ用の新グリーン顔料を開発

ディスプレイで、より自然界に近い色彩の表示が可能に

  DIC株式会社(本社:東京都千代田区、社長執行役員:中西義之)は、高輝度で高色再現を実現するカラーフィルタ用の新グリーン顔料「G59」を開発しました。

  当社がカラーフィルタ用途に供給している高機能グリーン顔料G58シリーズ(注)は、業界トップの輝度が高く評価され、スマートフォンから大型テレビに至るさまざまなディスプレイで採用が進み、直近では80%を超える世界シェアを有するまでになりました。一方でディスプレイメーカーからは、スーパーハイビジョンなどに代表される次世代高画質ディスプレイ規格に対応した、より自然界に近い更なる高色再現を実現する顔料の提供が求められています。高色再現ディスプレイでは、より広い色域を実現するため、使用されるグリーン顔料には高輝度と高着色力を両立する特性が必要となります。これまでグリーン顔料では輝度に優れるG58シリーズや、着色力に優れるG7シリーズを中心に検討が進められてきましたが、ともに必要とされる性能を満たすには至っていません。 

  今般、当社が他社に先駆け開発しましたG59は、G58シリーズと同様に中心金属を亜鉛とするフタロシアニン系顔料ですが、高輝度と高着色力を両立するために、最適な分光透過スペクトルを有する化学構造として設計しました。当製品は、G58並みの高輝度とG7を大きく上まわる着色力を有する、極めて優れた新規カラーフィルタ用グリーン顔料です。 

  当社は、年内までに新顔料「G59」の製品化を進め、来年度の本格上市を計画しています。今後拡大する高色再現ディスプレイのニーズを取り込み、次期3ヵ年計画終了年度である2018年にはG59で年間営業利益10億円を目指します。 

  (注) カラーフィルタ用のカラーレジストに使用され、三原色画素(RGB)のグリーンを形成する。

 

                                    

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