2012年12月21日

インドネシアの顔料メーカー、モノケム社の主要事業を買収

リスク分散を図り、印刷インキ・有機顔料事業のさらなる安定化を図る

 DIC株式会社(本社:東京都中央区、社長執行役員:中西義之)の100%子会社であるPT.DIC Graphics(インドネシア法人、本社ジャカルタ、印刷インキの製造・販売)は、このたびインドネシア法人のPT.Monokem Surya(注)(本社:ジャカルタ、以下、モノケム社)から、12月18日をもってフタロシアニンクルード及び有機顔料の両事業に関わる商権、在庫、生産設備全般を譲り受けました。

 有機顔料の生産については、従来、生産コストの低さや、原材料から完成品に至る強固なサプライチェーン環境が存在することから、中国・インドへの二極化が進んできました。しかし昨今では、両国における生産コストの上昇に加え、環境規制及びその運用強化により、現地企業を中心に生産に支障をきたすケースも散見される状況にあります。有機顔料の供給におけるリーディング企業であり、かつ世界最大の消費者でもあるDICにおいても、両国で有機顔料の生産・調達を行っていますが、グローバルに印刷インキ・有機顔料事業を展開する上で、両国への依存を抑え、事業リスクを低減することが今後の安定的な事業発展に不可欠と判断したため、このたび東南アジアに立地するモノケム社の顔料事業買収を決定したものです。

 モノケム社は、品質面において国際競争力の高いフタロシアニン顔料の製造で知られ、ジャカルタの東方約60キロメートルの工業地区カラワンに、約79,000平方メートルに及ぶ敷地を有する工場を構えています。300名を超える従業員を擁し、東南アジアにおいてフタロシアニン顔料及びその原材料であるフタロシアニンクルードの世界的なメーカーとして突出した地位を誇る同社は、DICグループとも長らく取引を継続してきました。

 有機顔料におけるリーディング企業であるDICグループでは、このたびの事業買収を通して、フタロシアニン顔料の生産基盤をより盤石なものとすることにより、印刷インキと有機顔料両事業のさらなる安定化を図る所存です。

(注) モノケム社は、今回の譲渡対象外となるジルコン・イルメナイトの精製・販売を主たる事業として運営を継続いたします。

このリリースに関する
お問い合わせ

報道機関からのお問い合わせ
コーポレートコミュニケーション部 TEL 03-5203-7838

  • PDFファイルの閲覧にはAdobe® Reader®が必要です。お持ちでない方は「Adobe®のサイト新しいウィンドウ」から無料で配布されておりますので、そちらからダウンロードし、ご利用ください。

Global | HOME > ニュースリリース > 2012年 > インドネシアの顔料メーカー、モノケム社の主要事業を買収