技術報告誌2000年

DlC Technical Review 2000

DlC Technical Review 2000

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巻頭言

  • 日本の化学産業の立場

メーカーの意義は言うまでもなく付加価値の創造にある。なかでも我々が属する化学産業は、例えば化学製品の一つである発泡ポリスチレンだけでも、使用時の容積換算では粗鋼生産量に匹敵するなど、素材から応用製品にいたる幅広い分野で大量に製品を供給しており、メーカーの果たす役割がとりわけ大きく、質・量ともに高い技術力で裏打ちされた創造性が求められている。

巻頭言 日本の化学産業の立場 [PDF:186KB]PDF

技術解説

  1. 印刷インキ用新規レオロジー測定装置の開発

    印刷インキの印刷機上の流動特性の評価は難しい。特に平版インキは印刷機上で水と混合して乳化するので流動挙動は最も複雑である。平版インキの乳化挙動を定量的に捕捉するために新規にレオメーターを開発した経緯を報告する。

    技術解説「1. 印刷インキ用新規レオロジー測定装置の開発」 [PDF:444KB]PDF

報文

  1. 枚葉インキ用金属ドライヤーのカプセル化

    次世代型枚葉インキには、印刷作業性と生産効率の飛躍的改善が期待され、紙面乾燥性と機上安定性を高度に両立することが求められている。乾性油の酸化重合により乾燥する枚葉インキでは、触媒となる金属ドライヤーの活性を制御することが課題解決の鍵となる。そこで、インキと湿し水が印刷機上で強制乳化される平版印刷の特徴を利用し、乳化により破壊されるカプセル化ドライヤーの開発に取り組んだ。

    報文「1. 枚葉インキ用金属ドライヤーのカプセル化」 [PDF:87KB]PDF

  2. DIC オフセット標準印刷用ICCプロファイルの開発

    最近の印刷業界においては印刷工程のデジタル化が普及し、そこで扱われる各デバイスによって入出力された色を同じに見えるように色再現、管理するカラーマネジメントシステムの必要性が急速に高まった。これに対応するためにDIC 印刷色をデータとしてもつICC プロファイルを独自に開発した。プロファイルとは、デバイスの色再現能力を記述したデジタルデータである。

    報文「2. DIC オフセット標準印刷用ICCプロファイルの開発」 [PDF:153KB]PDF

  3. 新規トラン系液晶の合成と物性

    携帯電話用STN(スーパーツイステッドネマチック)-LCDは、高コントラストで、低温域でも十分な高速応答性が望まれている。この要求を満たすには、急峻性が良く、低粘性の液晶材料が必要である。そこで、急峻性改良が期待できるアルケニル基と低粘性が期待できるトラン骨格を有する新規アルケニルトラン系液晶を合成し、携帯電話用STN液晶組成物への応用を検討した。

    報文「3. 新規トラン系液晶の合成と物性」 [PDF:410KB]PDF

  4. 液晶/高分子複合膜の反応誘発型相分離機構

    液晶/高分子複合型素子を反射型液晶表示素子に適用するためには、素子の高反射率化が必要となる。本研究は、反射率に及ぼす因子を検討すると共に、その中でも重要な要素である、ポリマーネットワーク構造、及びその相分離構造形成過程を検討した。

    報文「4. 液晶/高分子複合膜の反応誘発型相分離機構」 [PDF:2,009KB]PDF

  5. セミIPN耐ファウリング性UF膜の開発及びその応用

    光架橋重合と通常の湿式製膜法を組み合わせて、親水性架橋ポリマーとリニアポリマーからなるセミIPN構造を有する新しい多孔質膜の作製方法を開発した。この製膜法により種々の親水基を導入した親水性限外濾過(UF)膜を作製し、親水基の導入量によるタンパク吸着量の低下を確認した。

    報文「5. セミIPN耐ファウリング性UF膜の開発及びその応用」 [PDF:2,167KB]PDF

  6. 高磁歪アモルファス薄片を利用したデータキャリアにおけるバイアス磁気テープの最適化(英文)

    磁歪振動を利用した盗難防止タグに磁気記録技術を応用すると、遠隔で読み取りができ、信号の書き換えができる安価な磁気タグができる。この磁気タグは高磁歪アモルファス薄片と磁気テープから構成される。本研究は、磁気タグの磁化機構を解析して、高磁歪アモルファス薄片と磁気テープの最適条件を明確にした。

    報文「4. 液晶/高分子複合膜の反応誘発型相分離機構」 [PDF:2,009KB]PDF

  7. アセトフェノン型光官能基を有する高分子開始剤を用いたブロック共重合(英文)

    反応性官能基を有するアセトフェノン型光開始剤である4-(2-ヒドロキシエトキシ)フェニル-(2-ヒドロキシ-2-プロピル)ケトンと種々のプレポリマーを反応させて、高分子光開始剤を合成した。さらにこの高分子光開始剤を用いてスチレン及び数種のメタクリル酸エステルを光重合することによりブロック共重合体の合成を試みた。

    報文「7. アセトフェノン型光官能基を有する高分子開始剤…」 [PDF:131KB]PDF

新製品/新技術紹介

  • ニューチャンピオンナチュラリス、Cudic、FASTOGEN、ダイキュア、パテラコール、タイフォース、ディックライト、プライアデック、オクタは、DIC株式会社の登録商標です。
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