Topic植物由来の樹脂を用いたパッケージ用水性バイオマスインキによる環境負荷低減への取り組み

- サンケミカルグループが社会課題の解決に向けて取り組む事業活動-

サンケミカルグループは、印刷インキの世界シェアNO.1を誇るDICグループの一員として主に欧州・米州で事業を展開し、様々な社会課題の解決に貢献する製品の開発と供給に取り組んでいます。

社会の課題

今日のブランドオーナーは、環境に配慮しなければならないという大きなプレッシャーを感じています。調査によると、消費者はより持続可能なパッケージを求めており、グローバルな流通は、環境にやさしいパッケージを志向したブランドを好むことを明確に示しています。
これらの傾向を認識して、ブランドオーナーはサプライヤーやパートナーが展開する環境を考慮した活動を活かす献身的な努力を行っています。実際、ファストフード業界の一部のブランドオーナーは、すべて天然由来のパッケージを使用することに重点を置いた取り組みを進めています。
これにより、より高いレベルのバイオマスインキが求められています。米国印刷インキ工業会(NAPIM)によると、このバイオマスインキは生物由来の材料から誘導されたもので、樹脂、ガム、オイル、ワックス、溶剤等を含むことができるとしています。
ブランドオーナーは、既存の溶剤型インキ同等の品質および価格のバイオマスインキを求めています。さらに、ブランドオーナーの自主規制およびカリフォルニア州のネガティブ規制(プロポジション65)、欧州連合の玩具安全指(EN71)などの様々な規制に適合するインキが求められています。

サンケミカルグループの対応

サンケミカルグループの対応

サンケミカルは、業界、ブランドオーナー、流通、消費者が求めている環境にやさしいバイオマスインキとして、植物由来の樹脂を用いて生分解性基準を満たした製品ラインアップを展開することで業界の課題に対応しました。
サンケミカルの従来製品と比較して、植物由来樹脂の含有率を飛躍的に高めた新しい水性バイオマスインキSunVisto®AquaGreenは、幅広い紙パッケージ用途に適応する性能を有します。
このインキは、各種ワニスおよび標準的な水性顔料分散液を用いての混合が可能で、最終用途で求められる物性または印刷適性を満たします。さらに、印刷時の優れた色再現性、印刷機上でのインキ再溶解性、インキ交換の容易さ、油、水、擦れに対しての高い耐性を有します。
サンケミカルの欧州、北米、南米の研究開発およびコンプライアンスチームは、化学製品を植物由来の製品に置き換え、1年半を費やしてコストに優れ、必要性能および求められる規格を満たし、規制に則したインキソリューションを提供しました。

VOICE from DICグループ

持続可能な事業実践に取り組みます

サンケミカルは、コンプライアンスと研究開発のリーダーであり、持続可能な事業実践への責務を果たします。これらの取り組みは、北米の顧客が、一部のファストフードブランドの要望を満たす植物由来のインキを、サンケミカルに求めてきたことが発端でした。それは、多くのテストと試行錯誤を伴う困難な仕事でした。顧客とグローバルな規制の観点からの要求を達成するために必要な適切な原材料を見つけだすという我々のチームの取り組みが、最終的に成功に結びつきました。

Vice President, Marketing Penny Holland

Vice President, Marketing
Penny Holland

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